晴耕雨読

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[Kubernetes] MacOS (M1) に検証環境をminikubeで作成する

ここでは、minikubeを使ったKubernetesの環境構築の方法について説明します。

用語集

  • Minikube : ローカルでKubernetesを動かすことができるツール
  • kubectl : Kubernetesのコマンドラインツール
  • Dokcer : コンテナの仮想化ツール。MacOSでKubernetesを起動するときに必要

インストール手順

  1. 必要スペックを満たすPCを用意します
    • 2 CPU以上
    • 2GB以上のメモリ
    • 20GB以上のHDD
    • インターネット接続
    • コンテナや仮想マシンを管理するツール(Docker, QEMU, Hyper-V, KVM, Podman, VirtualBoxなど)
      • 今回はMacOSのため、Dockerを使用します
  2. インストール
     brew install minikube
    
  3. クラスターの起動
     minikube start
    
  4. クラスターの状態確認
     kubectl get po -A
    

アプリのデプロイ

TCPの8080番ポートでエコーサーバを起動するには、以下のコマンドを実行します。

kubectl create deployment hello-minikube --image=kicbase/echo-server:1.0
kubectl expose deployment hello-minikube --type=NodePort --port=8080

kubectl get services コマンドでサービスが起動したかを確認できます。

kubectl get services hello-minikube

ローカルから動作確認するために、ローカルの7080番ポートを、コンテナの8080番ポートに転送されるように設定します。

kubectl port-forward service/hello-minikube 7080:8080

この状態で、http://localhost:7080 にアクセスすると、Kubernetesにデプロイしたサーバの動作確認をすることができます。

以上です。

参考資料