ここでは、minikubeを使ったKubernetesの環境構築の方法について説明します。
用語集
- Minikube : ローカルでKubernetesを動かすことができるツール
- kubectl : Kubernetesのコマンドラインツール
- Dokcer : コンテナの仮想化ツール。MacOSでKubernetesを起動するときに必要
インストール手順
- 必要スペックを満たすPCを用意します
- 2 CPU以上
- 2GB以上のメモリ
- 20GB以上のHDD
- インターネット接続
- コンテナや仮想マシンを管理するツール(Docker, QEMU, Hyper-V, KVM, Podman, VirtualBoxなど)
- 今回はMacOSのため、Dockerを使用します
- インストール
brew install minikube
- クラスターの起動
minikube start
- クラスターの状態確認
kubectl get po -A
アプリのデプロイ
TCPの8080番ポートでエコーサーバを起動するには、以下のコマンドを実行します。
kubectl create deployment hello-minikube --image=kicbase/echo-server:1.0
kubectl expose deployment hello-minikube --type=NodePort --port=8080
kubectl get services コマンドでサービスが起動したかを確認できます。
kubectl get services hello-minikube
ローカルから動作確認するために、ローカルの7080番ポートを、コンテナの8080番ポートに転送されるように設定します。
kubectl port-forward service/hello-minikube 7080:8080
この状態で、http://localhost:7080 にアクセスすると、Kubernetesにデプロイしたサーバの動作確認をすることができます。
以上です。