晴耕雨読

working in the fields on fine days and reading books on rainy days

Apacheで不要な設定ファイルを削除する

Apacheは設定ファイルを読み込む際に Include で指定されている設定ファイルを読み込みます。 しかし、それらの中にはセキュリティ的に削除すべき設定ファイルも含まれています。

まず、/etc/httpd/conf/httpd.conf の中を確認して、どのフォルダの設定ファイルを読み込んでいるか確認します。

~]# grep ^Include /etc/httpd/conf/httpd.conf
Include conf.modules.d/*.conf
IncludeOptional conf.d/*.conf

セキュリティ的に不要な設定ファイルがいくつか存在するので、それらの設定ファイルは拡張子を変更して、Apacheが読み込まないようにします。

# iconsディレクトリの無効化
~]# mv /etc/httpd/conf.d/autoindex.conf{,.disabled}
# デフォルトトップページの無効化
~]# mv /etc/httpd/conf.d/welcome.conf{,.disabled}
# Linuxユーザの公開コンテンツの無効化
~]# mv /etc/httpd/conf.d/userdir.conf{,.disabled}

# WebDAVの無効化
~]# mv /etc/httpd/conf.modules.d/00-dav.conf{,.disabled}
# CGIの無効化
~]# mv /etc/httpd/conf.modules.d/01-cgi.conf{,.disabled}

# サービス再起動
~]# systemctl restart httpd

以上の設定は削除(リネーム)してもデフォルトでは問題ありません。

以上です。