システムを再起動するときに、自動起動に設定されていないサービスがあると大変なので、起動しているのに自動起動の設定がされていないサービスを探す方法について説明します。
systemctlでシステム起動時はサービス起動しない (disabled) が、現在は稼働 (start) しているサービスを見つけるためのコマンドは以下の通りです。 コマンドを実行して緑色になっている部分があれば、disabed かつ start しているサービスです。
~]# systemctl list-unit-files -t service | grep disabled \
| grep -v '@' | awk '{print $1}' | xargs systemctl status
それぞれのコマンドの説明は以下の通りです。
-
systemctl list-unit-files -t service
: 全サービスを表示する -
| grep disabled
: システム起動時に起動しないサービスだけ表示 -
| grep -v '@'
: httpd@.service のような末尾に @ があるものは除外して表示 -
| awk '{print $1}'
: サービス名のみ表示 -
| xargs systemctl status
: サービスの状態を表示
必要に応じて systemctl enabled サービス名
で自動起動に登録してから再起動します。
以上です。