Netplan とは Linux のネットワーク設定を YAML ファイルで定義する仕組みです。 Ubuntu 18.04 以降で採用された Netplan を使う場合、/etc/network/interfaces や /etc/resolve.conf を直接書き換えるのは禁止されています。
Netplan を使うことで、静的IPや接続先のDNSの一覧、デフォルトゲートウェイの設定を行うことができます。 設定ファイルは /etc/netplan/ の中に格納されています。
既存の設定ファイルは /etc/netplan/00-installer-config.yaml です。
network:
ethernets:
ens160:
addresses:
- 172.17.50.177/20
nameservers:
addresses:
- 172.17.50.22
- 172.17.50.23
search: []
routes:
- to: default
via: 172.17.48.1
version: 2
- addresses: で自分自身の静的IPアドレスを指定します。
- nameservers: で接続先DNSサーバの一覧を指定します。
- routes: でデフォルトゲートウェイを指定します。
ファイルを編集したら、以下のコマンドで設定を適用します。
sudo netplan apply
自分自身の静的IPは ip a
コマンドで確認できます。また、デフォルトゲートウェイは ip route
コマンドの default 行で確認できます。
DNSは curl google.com
で名前解決できるかで確認できます。上手くできない場合は、dig @DNSサーバのIP google.com
でDNSサーバが生きているかを確認してください。
以上です。