晴耕雨読

working in the fields on fine days and reading books on rainy days

ブログ記事を書いてCPEを申請する

(ISC)² Japan の CPEクレジット に書かれているCPE付与対象活動のガイドラインを読むと、専門的なブログを執筆した場合、「専門的な活動による貢献」のカテゴリ (グループA) で10CPEクレジットを得ることができます。 ここでは、ブログ記事によるCPEの申請手順について説明します。

ISC2 準会員は年に 15 CPE を獲得する必要があります。 今回申請する対象のブログ記事は、Dirty Pipeの脆弱性をSELinuxで緩和する です。 まず ISC2 のページにログインして、Dashboard から「View Details」を選択します。

まずは、CPE Handbook に一通り目を通しておきましょう。 次に記事を書き始めた日付と、書き終えた日付を入力して「Continue」を選択します。

カテゴリは「Contributions to the Profession (専門的な活動による貢献)」を選択し、ブログ記事を書いたので「Writing, Researching, Publishing」を選択します。

続いて、タイトルは日本語そのままを入力し、書き物の種類は「Professional Blog (専門的なブログ)」、書き物への関与方法は「Sole Author (単著)」、出版社はないのでブログのURLを書き、出版年はブログ記事を公開した年を記入します。 最後に、0.25単位で最大40CPEを申請できますが、CPE Handbook の Contributions to the Profession の CPE Rules に従って、10 CPE を入力します。

エビデンスの提出はブログ記事の場合は不要です。例えば、パネルディスカッションやプレゼンテーションの場合は準備に使用した資料などを、エビデンスとして添付して提出します。 「Save & Continue」を押して次に進みます。

申請するCPEがどのドメインの範囲のものかを選択します。 自分の書いた内容は Security Operations (セキュリティの運用) に近いので、これを選択しました。 迷ったら、CISSP ドメインガイドブックを確認しましょう。 「Save & Continue」を押して次に進みます。

提出前の確認画面になります。 問題がなければ「Submit CPE」で提出します。

提出した翌朝に確認したら、10 CPE が加わり、更新に必要な CPE の数が 4 に減りました。

普段からブログを書いている人は、CPE獲得において有利だと思います。

以上です。

参考文献