Windowsに最新のsqlcmd (ver18) をインストールする手順について説明します。
背景
前提として、SQL Serverをインストールしていると、古いバージョンのsqlcmd(ver9)やosqlコマンドが使えるのですが、暗号化通信のTLSのバージョンが古くてSQL Serverと通信ができないため、sqlcmdを最新化することで通信できるようにするのが目的となります。
インストール手順
まず、以下のサイトにアクセスして、最新のsqlcmdを確認します。
https://github.com/microsoft/go-sqlcmd/releases
(2025/8時点で)Latestと書かれている安定板のv1.8.2の「sqlcmd-amd64.msi」をダウンロードして、インストーラを起動します。
インストールが完了したら、PowerShellを起動して、sqlcmd -?
を入力し、バージョンが表示されるか確認してください。
SQL Serverとの接続まで確認したいときは、以下のコマンドを実行してください(IPアドレス、ユーザー名、パスワードは環境に合わせて適宜変更してください)。
sqlcmd -S IPアドレス,1433 -U SA -P 'YourPassword'
補足:sqlcmd.exeの既定のインストール先フォルダはWindowsの場合は以下になります。
C:\Program Files\SqlCmd\sqlcmd.exe
以上です。